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Time Enough for Love
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PHP文庫の「馬超」を読んだ。
大幅にイメージが変わるということはなく、むしろ固定されたような。
ファザコンなのは偉大な父ゆえですね。
殺される前の馬騰の台詞が穏やかで、絶望とか憤りを感じていないところがなんともいえなかった。



欲を言えば、もうちょっと馬超の周りの人との関わりがほしかったかなー
楊葉が出てきたと思ったらもう結婚してるし。いや、たしかに細かく書かなくてもいいところだけど・・
あとホウ徳が意外にあっさり。最初に討ち取っていた大将を最後になって思い出すところはさすがというかなんというか。
でも離別の場面はね・・。



曹操を二度追い詰めたとはいえやっぱりどこか詰めが甘いというか
著者があとがきで蜀に降ったことが馬超の不幸と書いていたけど、なんだか妙に納得してしまったよ。
うーん、いや周瑜と会っていたらというifを考えれば、周瑜の病が不幸というべきか・・
自分がなろうとしているものとは逆になってしまう現実、なんか馬超は乱世で生きる人じゃないよなぁ。
まあ正直、天下とかどうでもいい感じだったんだろうな。軍を率いたのも、馬騰の息子ということが絡んでいるし。
・・また北方読みたくなってきた。

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