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Time Enough for Love
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えー、先日いたしました「伊勢物語」の話で。
男が女を盗み出すってので、
(やっぱり)薄紅天女が頭の中に浮かんできました。

以下、阿高の言葉から

「おれたちの坂東ではね、正攻法でいっても頑固に許さない親のいる娘は、盗み出してもかまわないことになっているんだ」
「盗み出すだけの度胸が男にあるなら、そして、それを首尾よくやりとげる知恵も協力もあるなら、そのときには、親の負けだとみんなが納得するんだ。盗み出したことをまわりがとがめはしないんだよ。もちろん、娘がどう思っているかが大事だけれどね」

いやー、かっこいいですね。この本の中でもかなり好きな場面です。
ていうか阿高は帝の娘、内親王を盗み出してしまったわけですから。すげーな。
でもエピローグみたいなのを読む限り、帝は承諾したんだね。苑上も幸せに暮らしたみたいだし。


うむ、古典もなかなか興味深いものがあるよのう。
なーんて。
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