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Time Enough for Love
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インターバルおいてた北方三国志、とりあえず最終巻まで買ったよ。
でも11巻読んでまたストップ。
なんというか、一冊の話の濃さがすごくて、一気に読めません。それは私だけか。



夷陵の戦いは読み始めればいい感じでした。陸遜が耐えに耐えて耐えまくってるのが痛々しくも見所。血・・血はあかんぜよ・・!
そういや関羽に謙った態度をとったのってそれほど書かれてなかったね。呂蒙でさらっと流したくらいか。
そして朱然や徐盛といった将を諌める韓当将軍のかっこよさ。渋い・・!
同じ老将軍であった黄蓋や程普の中で一気に株が急上昇。
というか黄蓋はもうちょっとクローズアップされると思ったんだけどなぁ。赤壁では周瑜に次ぐ立役者だし。
若い凌統もかなりしっかりしていて、頼れる将です。共に死んでくれと言われて「軍人は死ぬのが仕事です」って・・。父の死を彷彿とさせるよね。




で、結局、馬超は表向きは病で死んだことになって、乱世から背を向けることになったと。
まあこの馬超は厭世家だからね・・なんか納得。
袁琳を助け出す一連の場面はひたすら格好良かった。
鈍い男ですが決めるとこはちゃんと決めてくれました。というかなにこの少女漫画展開。でも北方調だと半端ないよ!
ちょっぴり惜しかったのは、妻になることを乞われた袁琳の返答。張衛に好き勝手されていなければ、素直に喜びの言葉を口にしたんだろうけどな。十年以上慕っている相手なんだからさ。
張衛は嫌いじゃなかったんだけど、最後の最後で微妙なキャラになったという感じ・・。
五斗米道のところからこれだけ巻数渡って登場してた意味あるのかとか思っちゃったよ。
器を持たずに天下に魅入られたというわけですね。




ついに劉備も世を去りました。
うーん・・・これで君主で楽しみなのは曹丕かな。もちろん孔明の動きも気になるけど。
孫権はもともと戦自体が好きじゃないのね。天下じゃなくて、呉という国が豊かであればいいと。
孫策がいた頃はもっと天下への道を口にしていたと思ったんだけど、周瑜を喪ってからは守りに入ったということなのかな。
やっぱり呉は周瑜だよ。うん。
劉備の最期は、また曹操と違ったもので涙腺にきました。
改めて考えてみたら、私、意外と曹操好きだったんだなぁと思いました。




ついでに、ある意味衝撃だった司馬懿の被虐性。ああ・・だから冷たい態度とかひどい待遇とかも「嫌いではなかった」ていうことなんですね。

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