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Time Enough for Love
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最近巷で話題沸騰中(?)の図書館戦争を読んでみた。
ううーん、なんか好きな人はすごくハマりそうだけど、そうでない人はなぁ・・。
現にそうでない人がここにいます(爆)。




えーと、まず主人公、熱血バカ。
ちょっとテンションについていけないというか。(こういうキャラクターは動かしやすいでしょうけど。)
読んでて「ああなんでこんなときにそんなこと言うかな」、「なにやってんの馬鹿ー」とか思うこともしばしばで。
月並みな言い方すれば、魅力を感じない。
体力・運動神経に優れていて、座学・事務系は平均以下。性格についてはこれといって特筆すべきことは見当たらない。行動力もただの猪突猛進って感じが否めない。
背が大きいこともあんまり意味ないような気がする。というかそんなこと忘れてた(爆)。
ちょっと成人とは思えないところもある。これでほんとに22歳?
泣き虫なところもいまいち。そこで女の子らしさを出しているのかもしれないけど、逆に冷めた目で見てしまう。
それならとことん意地っ張りで涙なんかまったく見せようとしなくて、でもどうしようもなくこらえきれないことがあったときぽろっとこぼしちゃうというか、そういうほうがいい。




あと、郁が図書隊員になろうとしたきっかけ。
えー、もしかして堂上教官だったりする?いやそんなわけないよなー、だってそれってベ タ す ぎ る じゃ な い か。
とか思ってたら。
堂上教官だったァー!
MAJIKAYO。
あー、つまらん(きっぱり)。別の人のほうがよかった。
追々かの人と郁と堂上っていう図ができればおもしろいじゃない。
月9だからしかたないか(笑)。
というか堂上教官も背が低いことってなんか意味あるの?
キャラ付けのためだったならべつにいらないと思うけど。というか逆になんか違和感が。




他の本の紹介とか見てるとこの人の考える設定はおもしろそうなんだけど、キャラクターがなぁ・・。
わたしの好みじゃないんだな、きっと。けっこう致命的かも。
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そういや、やっぱり気になってアンフェアの原作である「推理小説」を読みました。
といっても推理をする場面はなく、文章も堅苦しくなく。
レビューにあったとおり「シナリオ」っぽい。
そんなわけでさくさくっと読み終わりました。




「おそらくは、納得のいかないラスト」とあるけど、べつにそう強くは感じなかった。
まあドラマ観て犯人が最初からわかってるっていうのもあるだろうけど、いちばんの理由は犯人の動機ですよ。
ドラマでは瀬崎のそこのところがよくわからなかったんだよね。
いろいろと都合があって、細かく説明している時間がなかったんだろうか。そんで漠然としちゃったのか。




安藤、やっぱりいないと寂しい。
ていうか雪平を的確に表現する「無駄に美人」はお前が考えたのか!(笑)
それにしてもドラマの安藤を演じるのはむずかしかったんじゃないかね。
でも、ぶっちゃけるとそんなに頭がよさそうに見えないんだよね。
・・うん、まあ、そこが狙いなのかもしれませんが。
いやでも警察学校でそんなに優秀だったなら、やっぱりそれなりの噂とか聞くんじゃないのかなあ。
うーん。
どうでもいいけど、個人的にユタカ役の三浦春馬が好みだったり。すべてを知ってからあのパチンコ店の事件を見るとほんとに辛かった・・。




とりあえずドラマはあれだったけど、原作者は別に雪平夏見シリーズを続けるらしいから、そっちも楽しもう。
早く「アンフェアな月」文庫化しないかなー。
宮部みゆきの「日暮らし」もすっごく読みたいのに・・もう蛇の生殺し状態。ぐう。
なんだかいまさらだなぁという感じもしてますが、書いてなかったので・・。




「ぼんくら」感想。
読み始めてから「あれ?これって短編集?」と不思議に思いましたが、長編にカテゴライズされてました。
「長い影」がメインだからでしょうかね。いや短編もきちんとつながってますけど。
読み終わってからは少し思うところもあったけれど、まあ真実がすべて陽の下にさらされる! と決まっているわけでもありませんしね。こんなのもあり、と。




それにしても「ぼんくら」な平四郎がかなり気に入りました。こう、人間ほどほどってのがいちばんですよね(笑)。
煩わしいことはしたくない。ものすごく同感。
あとは、ジャニーズなんてめじゃない美少年で人間定規な弓之助。いやまさか12歳とは・・。
もちろん平四郎との絡みも面白いんですが、「おでこ」とのコンビが密かにお気に入り。
というか「おでこ」が非常にユニークでかわいいです。途中でさえぎりたい(笑)。つーかわたしもそんな能力を持っていたらどんなにいいか。
個人的に佐吉さんの活躍・・というか場面がもう少し欲しかったなぁ。差配人としてやってきたあたりで、若くて無能なんてこたぁない、これから証明されますよ、ていう片鱗が見えたのに。
んーでも話に絡めようもないか・・。というか佐吉さんは「知らない」ことがみそだったし・・。




ちょっとコメディちっくなところもあってかなり楽しめました。
小平次の「うへえ」とかね。平四郎、お株を奪っちゃだめですよ(笑)
あとは、おくめさんがお徳さんにでっち上げの嘘で言い訳するところ。冷や汗たらしながら「なんだと?」って繰り返す平四郎が頭に浮かんできます。いやあ、あれは秀逸。
どうでもいいけど、「あい」って返事かわいいですよね。




なんだか徒然なるままですが・・
とりあえず終わります。
日暮らしどこかに売ってないかなー。また密林かなぁ。
有言実行・・とかそういうもんじゃないっすね、はい。
というわけで、宮部作品を掘り起こしてきました(笑
とりあえず
「龍は眠る」
「魔術はささやく」
「我らが隣人の犯罪」
を読み返し。
いやあ、それにしても・・「魔術」の守は本当に16歳ですか。
もうやけに人間できてるし。まあ辛い過去があったからかもしれないけどさ。
よくグレなかったなぁと(苦笑)




これの吉武浩一のことがいちばん悩むところなんだよな。
今までずっと母子のことを見守ってきて、そりゃ罪が許されたっていうわけじゃないけど・・
本当に自分の心の安定のためだけだったのか、母子のことを本当に愛するようになったのはどうしてなのか。
自分の子供がいないせいなのか。
でもお父さんが正しいやり方で罪を償おうとしたこと、ずっと信じて待ち続けていた母子に知られることなく山中に埋められていったこと。
それを考えればやっぱり許せないし。
なによりいちばん間違っているのは、「横領犯の父親が存在しているよりも、はるかに恵まれた未来を与えてやれる」という考え。
明らかになっていないだけで、罪を犯したのは彼も同じ。
むしろ隠していて、その上不当なやり方でその罪をなくそうとしているのだから余計悪いはずなんだ。
でも、お母さんが亡くなったときにひとりで泣いたこと・・
ああ、これを考え始めるとぐるぐる回っちゃうんだよ。堂々巡り。
というか全然話が見えなくてごめんなさい。わたしもうまく書けないんです。
ただ読んだことがある人にはなんとなく悟ってほしいかな、なんて(苦笑)




これからR.P.G.を読もうかなと思ってたけど、本所深川ふしぎ草紙を母が買ってたのでそっちから。
なんていっても歴史もの。ぼんくらは買い揃えないといけないし。




あー、早く日記届けよう。(すいませんひとりごと
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