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Time Enough for Love
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寝る間も惜しんで本を読んでいる自分がなんだか笑えてきた。
でもそれだけのめりこめるってことは幸せだと思うんだ!うん。
今は8巻終了ー。これから成都制圧戦です。




いやあ、贔屓目もちょっぴし入ってるとは思いますがやっぱり馬超が好きです。
諜略が嫌いっていうのはものすごく納得。あと同盟は自分からはしない、したいほうが申し入れてくればいいっていうなんていう俺様気質。いや冗談です。
曹操も同盟はしませんが、はっきり違うのは申し入れれば受けるってとこですよね。
昔からひとりが好きだった、控えろと言われても自重しない。必死で探しまわってる馬鉄やら馬岱の姿が目に浮かぶようですね!
ともすれば我がまま(字の如く)御曹司ともいえる馬超の何がいいって、たまに一人称が「私」になるところですね。単に著者の気まぐれかもしれないけど。
あと食事の所作が上品だとか、いいですなぁ。見事に私のツボをおさえていますよ。まったく。
さらにいえば、牛志に言った言葉はありきたりといえばそうですがけっこうくるものがあるよね。そりゃあ董卓の血を受けているといったら首を刎ねられてもおかしくないんだもんな。
だからこそ牛志には裏切ってほしくないな・・。




そして何より袁琳(漢字代用)が可愛い。なんだろうこの可愛さ。
馬超が「琳琳」とか呼んじゃって、袁琳は馬超を字でしか呼ばなくて、わがままを言う袁琳を普段は出さない声で宥める馬超とか、なんだろうこの可愛さ(2回目
死地へ赴く男に自分の大切な物を渡して、「これを返さないと承知しない」というお約束をナチュラルにやってますしね。恐るべし琳琳。そこまで言ってないけど。
袁術の娘ってことからしてかつて孫策が取引で使った伝国の玉璽には間違いないだろうけど、これがどーなるかっていうのも気になる。




周瑜の死はかなり切なかった・・。
まわりの部将たちの対応で、周瑜が揚州軍にとっていかに大きい存在だったかというのがよくわかったよ。
孫堅の代から仕える老将が黙してついてくるんだもんな。
周瑜といえば、一緒によく出てきた凌統がまた若者らしくてよかった。
江陵攻めのとき、自分の病を噂にしろと言う周瑜に、たとえ罰せられようとできないと言う場面が印象的でした。
兵の痛みはわからなくていい、国や民の痛みをわかってくれ、って。周瑜にはいつも広いところを見ていてほしかったわけだよね。周瑜にだから言えることで、やっぱりそれだけの人物だった。
了承はしても、命は陸遜にしてくれと頼むあたり若いなぁ。若い。




荀イクが死んだ後の曹操の心境といい、北方調がしみる。
これから主要人物もどんどん欠けていくんだよな・・わかっててもかまえちゃうよ。
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北方三国志を読んでます。
今は6巻の途中。三顧の礼はけっこうあっけなかったかな・・という感じだけどとにかくおもしろくて暇なときはずっと読んでます。
が、いまだに郡とか県の場所を覚えていないのでそのたびに巻頭の地図に戻ります。ついでにふりがなも毎回振られているわけではないので、なかなかすらすらというわけにはいきません。
でも楽しい。正史も演義も読んでいない状態で手を出すのはどうかと思ったんだけど、読んでみたいという気持ちを我慢することはないということで。ね。
こうなるとますます高校の図書館で横光三国志を読破しておけばよかったと後悔してます。いや、そのときはそれほど関心深くなかったんだ・・まだ桃園三兄弟が出会ったところしか見てなかったよ。思いのほか張飛が男前で驚いたよ。




それぞれの武将の生き様が一番の魅力です。
今の段階でイメージが変わったのは呂布だなぁ。わかってはいてももっと活躍・・というか戦っているところを見たかった。
あと曹操はさすがというべきか、やはり乱世の奸雄ですね。どこがどうとか、説明はいらんだろうというくらい。
劉備もけっこう印象変わったな・・。表向きは徳の将軍でも、人間臭いところがある、というのはいい。夷陵の戦いだけでも十分わかることだけどね。
孔明はこれからなのでまだわからん。でも土をいじくって語りかけちゃう孔明はなんかいいなと思ったよ。(笑)




あと、個人的な観念で馬超が非常に楽しみです。
まだちらっとしか出てきてないんだけどね。州をまとめてはいるけど、なんかクールで一匹狼な感じ。熱血漢ならともかく、これがどう曹操に追いつめられるのか見物だなあ。
やっぱり肉親を殺されれば復讐心をもって激昂するものか。曹操もそうだったしな・・というか曹操はそれをいかすんか。
それとネタばれ・・かもしれない、彼の最期が史実(演義でも)とかなり違うらしい。それも楽しみだ。フィクションなんだ、大いに捏造してくれてかまわんぞ!




ということでこれからレッドクリフの戦いに入っていきそうです。
なんか読み進めていくうちに自分も歳をとっているような感じがしてきた・・。黄巾の乱とか反董卓連合軍が遠い昔のようだずぇ。
なんか活字渇望症(何)になったので書店をうろうろしてます。
しかし地元含め東京の書店に読みたい本がないという・・。
もう7店舗は巡ってますまじで。
いつもならネットで買っちゃうところだけど、図書カードがあるからサ。だって3,000円分とか使わないでどーするって感じじゃないっすか。
諦めてブックオフとかで探したほうがいいかなぁ。でも何回も読み返すだろうから新しいのがいい・・。




まあそんなわけで欲しいのはいまだ読めないままですがとりあえず「日暮らし」が文庫化されてるのを発見して即お買い上げだよ。
しかし上中下ってなんぞや。一気に1,700円もなくなったぜ。
あー、でもやっぱり宮部みゆきの時代物はおもしろい。
一気に読んだらもったいないと思いつつも先が気になるので結局ラストまで・・やめられないとまらない。
うん、前作を読み返したくなりました。
構成もぼんくらと同じような感じです。前半の短編はその後の長編の日暮らしにつながっていって、最後にエピソードがひとつ。
ミステリーの「日暮らし」はページを捲る手がうずうずしてました。基本的に誰が犯人なんだろうって考えないでひたすら読むタイプなので、そらーもう先が気になる気になる。
んー、でも最後の種明かしはなんかあっけなかった。それまでずーっと湊屋のごたごたできて、「湊屋とは関係ない」ということはわかってるんだけどやっぱり物足りない。
でもほんとに最後の最後は平四郎じゃないけどドキっとした。どうして全然関係なさそうなあの話が出てきたのかって、ここか!って感じでした。




それにしても、おでこがかわいい。
今回でキャラがはっきりしてきて嬉しいです。前作だと特技の印象がやたら強かったから。
弓之助もあいかわらず元服前の子とは思えない物言いやら頭脳やらを披露してくれますが、不思議と嫌味ったらしくないんですよね。おまけに超絶美形のくせに。
それはやっぱり泣いたり笑ったり怒ったりの喜怒哀楽がきちんとあって、それがまたいっそう子供らしいからなんですね。特に平四郎に甘いものを買ってもらって喜ぶ姿はまさに親子そのものです。
さてその平四郎、今回はあまりぼんくらじゃなかったですね。まあ事件が事件だし、のらくらしてる場合でもないけど。
でも平四郎もかなり頭は回ると思います。機転も利くし。ただ弓之助の存在で目立たないだけで。
あとはお徳さんの商売が広がっていくところがよかった。彦一も最初はうさんくさかったけど、いいですねぇ。のちのちお六と夫婦になるのかな。
とにかく登場するキャラクターがみんな個性があって、活き活きしてて好きです。お菜屋の娘二人もきちんと性格が区別されてる。スゴイ。
そして湊屋はややこしい。(笑)
シリーズってこれで終わりなのかなぁ。個人的にはもっと続いて欲しい。どんどんおもしろくなってくよ、きっと。





今回のツボ。


「おまえの嘘泣きは、誰からの直伝だ?」
「習い覚えたわけではありません。門前の小僧でございますよ、叔父上。世間知と申しましょうかしら」


「それが味が違うんだそうだ。美輪屋のを買うと、市中のは不味くて箸がつけられなくなるそうだよ。俺も買って帰ってみるかな。おめえも佃煮は好きだろう」
「はい、とりわけ海苔の佃煮には目がないです。ですから、あたしは遠慮しておきます。ほかの佃煮が食えなくなると切ない」

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』を
立ち読みしてきました。
わたしの好き作家のうちの一人、荻原規子の新作です。
やっぱりこの人は和風な感じが好きだなぁと思っていたんですよ。
今回は和物現代ファンタジー・・! やっほーい!
最初タイトルを見ただけだとどんな話かわからなかったんだけどね。レッドデータってすげえなー。
これは人に「どんな話?」って聞いて済ますのはもったいないよ。興味を持ったなら読んでみるべき。




でも40分くらいの立ち読みだったのでまだ細かいところまで理解してません。(特に姫神のくだり・・)
とりあえず話のおおまかな内容と雰囲気を掴んできた。
泉水子、おとなしくて控えめな性格だけど、内にもった心の強さはしっかりあります。これからどんな女の子になっていくのかなー。あと勝手に最初の印象は苑上っぽいかなぁとか。それに糸世(舞の部分)プラス、みたいな?
深行、最初は無愛想でぶっきらぼうだったけどそのうちどんどん新しいキャラクターになっていってびっくりだよ。だってまず表裏が・・。
なんとなーく阿高を思い出しました。彼も最初は苑上のことを鈍くさいと思ってちらっと嫌味言ったり(まあ男の子だと信じて疑ってなかったからなんですが・・)してましたがね、深行くんはそんなもんじゃないです。ヒロインをここまで罵ったのは彼が初めてでしょう。
そして忘れられるはずもない、雪政との関係。
この雪政もいいキャラですなぁ。彼の笑顔に屈して悔しくも謝る深行、のシーンはやばかった(笑)。黒い!笑顔が黒いよ雪政さん!
あと個人的に気になるのは大成さんと紫子さん。次で出てくるかな・・? まだ早いかなぁ。
なんにしても次の学園編(勝手に)が楽しみだー。でもいつになるかわからん。
買うのは文庫化するまで待つよ。




どうでもいいこと。
・・うーん、やっぱりわたしのいちばんはちーちゃん(笑)だなぁ。
荻原さんはもうこのタイプのキャラを書かないのだろうか・・。
正真正銘の天然。その生粋っぷりは半端じゃない。なにしろ姉上に巫女さんの格好させられようが手足縛られて閉じ込められていようが一向に構わない。おまけにその身の上で夢を見る。どういう神経してるんだと狭也が思うのも無理はない。
でもそんな彼が、闇の氏族の中で自分に与えられた身や豊葦原のことについて思いをめぐらせるんだよ。そんで立派に黄泉の国まで狭也を迎えに来てくれるようになるんだよ。あー、すてき!
・・まあそのあとであの盛大なオチがくるわけですが(笑)。それでこそ稚羽矢だ。
空色勾玉は神。ある意味読んで字の如く。

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