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Time Enough for Love
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突然また「空色勾玉」なんかを読み返してみちゃったりしました。
もう涙腺が緩んで緩んでしかたなかった。
(かぐ)と(くら)の戦いでね、ほら、ね・・。奈津女のときはもうぼろぼろでした。
登場人物の台詞がひとつひとつ重くて。
昔読んだときはこんなじゃなかったのになーと自分でも不思議に思うね。物語をより深く理解できるようになったってことなのかな。


そんでやっぱり狭也(さや)と稚羽矢(ちはや)の二人は勾玉三部作の中でいちばん好きなカップル。
科戸王(しなどのおおきみ)の報われない恋が切ないねー。
月代王(つきしろのおおきみ)はぶっちゃけ狭也を本当に愛している感じがしなかったし。
どちらかといえば闇の大御神への憧れなのかなーとか。
というか狭也は人気ですな。かがいでもたくさん贈り物もらってたし(実際受け取ってないけど)。
稚羽矢もとんでもない美少年だけどね。
まあ羽柴の子たちも相手が神様だと知れば諦めもつくでしょう(苦笑)


それにしても、年頃の男の子の一人称が「わたし」なのってすごくツボだったりする。
月代王みたいな人が言ってても魅力なんか感じないんですよ。
こう・・、少年と青年の間にいる男の子が使うのがいいの。そんで高貴というか由緒正しい血筋の子だったらモアベター。ということで稚羽矢がツボ。
まだ完全に大人になりきっていないけど、それでも生まれた血の持つ気品というかなんというか・・を感じさせる雰囲気がいい。

ってそんなこと考えてたら『もののけ姫』のアシタカもそんな感じだなぁとか。いやもう彼は悟ってるというか人間出来すぎてるよね。

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